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先日爪を割る。身は炸裂
爪は落ちてはいないけど、根元から1センチちょいの所からヒビが入り
踏み込むと痛い。とてもじゃないけど、ソックス、靴を履ける状況ではない。というアクシデントにより、あまり外出できない。
ひきこもり生活を送る事になって、美術館に行けないので
(というわけで京都市美術館で行われる芸大の卒業制作などにもいけてません。4月ぐらいには治るといいのですが、
泉屋博古館の中国絵画の作品に行きたいので)
本当は書く予定が無かったのですが先月行った茶道資料館と堂本印象美術館の感想を
(行ったのが一月ほど前なので、現在とは展示内容が違う可能性があります。また記憶が怪しいです。)
堂本印象は、どちらかと言えば後期の作品が多かったです。
風景へのまなざし 西・東-憧れの欧州紀行の名前通り
前期の日本画描いてますな作品もありましたが
第1回帝展入選の深草や(これは下絵も展示してあって良かったです。)
木華開耶媛など、
でも堂本印象美術館に行く度に、堂本印象には、驚かされますね。
第1回帝展入選の深草や木華開耶媛を観てたら、
後半のモンドリアン風や抽象画や今回のヨーロッパの風景や
お前は横尾忠則かとツッコミ入れたく為るような
を描くとはやっぱり、思えないもん。
(若い頃から多少洋画の影響があるのは感じますが)
あと今回のメインの1952年にヨーロッパに行った時の絵を観ると
やっぱり描くものが変わると作風が変わるのか
明るい佐伯祐三やユトリロの様な時代に若干ズレがありますが、
でもやっぱりあの時代の絵を描いてるなぁと
古き良きパリの面影を感じると言いましょうか。
完全な抽象画ではなく、街や街で生活してる人を描こうとしているのを感じる。絵でした。
あとマットの色に紫が多く使われていましたが、何か作為的な意味があるんでしょうか。
それとも画商がなんとなく、合わせただけで特に意味は無いのでしょうか?
う~ん。記になる
茶道資料館の方は今回のポスターに使われていた。堆朱も良かったです。
ポスターの印象より随分小さかったですが、細かく彫ってあって
あと永楽保全の観た事なかった作品が観れて良かったです。
中国服作るなら是非この配色と図案でという感じの花入とか(口にコバルトブルーを入れてたけど良かったです)
それと安南焼風のとか、
最近思うのですが、呉須の作品は、同じ永楽保全が作ってても結構ムラがありますね。
なんでだろう。コバルト入手の難しさなんでしょうか?
(呉須の綺麗さは和全なんかの方が綺麗ですもんね。いい呉須使ってるなぁと)
それとも、意図的に作る作風に合わして変えてるのか?
技術的な問題なのか?どれなんでしょう。
あと茶道資料館で永楽保全の作品が観れるのは結構意外な感じでした。
ジャンルが違うかなと思っていたんで、
でも楽美術館に行くと結構楽焼でも香合とか作っているから
そんなもんかなと最近思うようになりましたが。
それと最近私の永楽保全とその周辺に対する考え方が変わってきました。
永楽保全は配色の趣味が凄い。と思います。
極彩色の感覚は、どこから来るんだろうと。日本人なのに(赤道に近い国なら判りますが)
中国趣味も入ってるけど、清朝の五彩なんかと似てるかなと思うけど、やっぱり色が違う。
言うなれば古い極彩色と言いましょうか、現代の極彩色とは違う。
仏画や織物の感覚に近い様な気がしますが、
ネタはどこであれ、日本的な感覚がします。
保全の釉薬は絵付けの作品で無い場合は、下地の場合は結構どっぷり付けてる感じがします。
その傾向の作品は薄さの割には、重量感を感じますね。土が楽焼の様な印象だからでしょうか。
あと器を持てば厚みや質感など体験できるのかも知れませんが、
残念ながら不可能なので、どんな感じかしりたいですが、
同時代の作家達と比較すると仁阿弥道八の場合は、道八の方がより日本的だなと思いますが、
仁阿弥道八は仁清と乾山を合体させてそこに京焼を足してさらにシャープにした。感じですが、
そこまでの京焼の感覚は保全には無い気がします。
木米よりかは、日本趣味だし、そこまで煎茶趣味の寂びてる。印象は持ちませんね。
あと文人趣味みたいなものも
あるのは、楽焼だと思いますが、でも楽焼ほど、どんくさく無い様な。
みんな、共通点は見出せるけど、同時に決定的に違う部分も感じられて、
見比べていて、面白いです。
民芸運動の陶芸家達が、みんな共通項を持ちながら、全然違う作品を作るのと同じで
爪は落ちてはいないけど、根元から1センチちょいの所からヒビが入り
踏み込むと痛い。とてもじゃないけど、ソックス、靴を履ける状況ではない。というアクシデントにより、あまり外出できない。
ひきこもり生活を送る事になって、美術館に行けないので
(というわけで京都市美術館で行われる芸大の卒業制作などにもいけてません。4月ぐらいには治るといいのですが、
泉屋博古館の中国絵画の作品に行きたいので)
本当は書く予定が無かったのですが先月行った茶道資料館と堂本印象美術館の感想を
(行ったのが一月ほど前なので、現在とは展示内容が違う可能性があります。また記憶が怪しいです。)
堂本印象は、どちらかと言えば後期の作品が多かったです。
風景へのまなざし 西・東-憧れの欧州紀行の名前通り
前期の日本画描いてますな作品もありましたが
第1回帝展入選の深草や(これは下絵も展示してあって良かったです。)
木華開耶媛など、
でも堂本印象美術館に行く度に、堂本印象には、驚かされますね。
第1回帝展入選の深草や木華開耶媛を観てたら、
後半のモンドリアン風や抽象画や今回のヨーロッパの風景や
お前は横尾忠則かとツッコミ入れたく為るような
を描くとはやっぱり、思えないもん。
(若い頃から多少洋画の影響があるのは感じますが)
あと今回のメインの1952年にヨーロッパに行った時の絵を観ると
やっぱり描くものが変わると作風が変わるのか
明るい佐伯祐三やユトリロの様な時代に若干ズレがありますが、
でもやっぱりあの時代の絵を描いてるなぁと
古き良きパリの面影を感じると言いましょうか。
完全な抽象画ではなく、街や街で生活してる人を描こうとしているのを感じる。絵でした。
あとマットの色に紫が多く使われていましたが、何か作為的な意味があるんでしょうか。
それとも画商がなんとなく、合わせただけで特に意味は無いのでしょうか?
う~ん。記になる
茶道資料館の方は今回のポスターに使われていた。堆朱も良かったです。
ポスターの印象より随分小さかったですが、細かく彫ってあって
あと永楽保全の観た事なかった作品が観れて良かったです。
中国服作るなら是非この配色と図案でという感じの花入とか(口にコバルトブルーを入れてたけど良かったです)
それと安南焼風のとか、
最近思うのですが、呉須の作品は、同じ永楽保全が作ってても結構ムラがありますね。
なんでだろう。コバルト入手の難しさなんでしょうか?
(呉須の綺麗さは和全なんかの方が綺麗ですもんね。いい呉須使ってるなぁと)
それとも、意図的に作る作風に合わして変えてるのか?
技術的な問題なのか?どれなんでしょう。
あと茶道資料館で永楽保全の作品が観れるのは結構意外な感じでした。
ジャンルが違うかなと思っていたんで、
でも楽美術館に行くと結構楽焼でも香合とか作っているから
そんなもんかなと最近思うようになりましたが。
それと最近私の永楽保全とその周辺に対する考え方が変わってきました。
永楽保全は配色の趣味が凄い。と思います。
極彩色の感覚は、どこから来るんだろうと。日本人なのに(赤道に近い国なら判りますが)
中国趣味も入ってるけど、清朝の五彩なんかと似てるかなと思うけど、やっぱり色が違う。
言うなれば古い極彩色と言いましょうか、現代の極彩色とは違う。
仏画や織物の感覚に近い様な気がしますが、
ネタはどこであれ、日本的な感覚がします。
保全の釉薬は絵付けの作品で無い場合は、下地の場合は結構どっぷり付けてる感じがします。
その傾向の作品は薄さの割には、重量感を感じますね。土が楽焼の様な印象だからでしょうか。
あと器を持てば厚みや質感など体験できるのかも知れませんが、
残念ながら不可能なので、どんな感じかしりたいですが、
同時代の作家達と比較すると仁阿弥道八の場合は、道八の方がより日本的だなと思いますが、
仁阿弥道八は仁清と乾山を合体させてそこに京焼を足してさらにシャープにした。感じですが、
そこまでの京焼の感覚は保全には無い気がします。
木米よりかは、日本趣味だし、そこまで煎茶趣味の寂びてる。印象は持ちませんね。
あと文人趣味みたいなものも
あるのは、楽焼だと思いますが、でも楽焼ほど、どんくさく無い様な。
みんな、共通点は見出せるけど、同時に決定的に違う部分も感じられて、
見比べていて、面白いです。
民芸運動の陶芸家達が、みんな共通項を持ちながら、全然違う作品を作るのと同じで
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