もう二週間ほど前の事ですが、
このままでは花見をするまでに花が散ってしまうと思い
その日たまたま暇が出来たので
夕方に嵐山まで桜を見ながらぶらぶらしながら思ったのですが
嵐山というのは不思議な土地ですね。
5時を回ると急に人が居なくなり、ゴーストタウンかというくらい
一時間前まで人が人が大勢に居たのに、
急にがらんとして、
観光地ならどこでもそうなのかもしれませんが、
あと中ノ島公園まで、行こうと渡月橋を渡って
フッと嵐山中ノ島から夕暮れの景色を観た時気付いたのですが
中ノ島から見る周辺の山並みは、応挙の写生帳の風景とまったく一緒ですね。周りの風景は屋台が出てたりビルがあったり都市化してるので違うかもしれませんが、
この景色に気付いた時、
200年以上前の人が描いた同じ景色が自分の目の前にあって
だからああいう風に描いたんだと理解できて、
感覚的には過去と出会えた様な不思議な感覚になりました。
実際には200年前以上前の事ですから、過去に体験した事など
あり得ないのですが、
この時思ったのですが、絵を観た時の面白さはその時だけでなく
後にもあるなと思いました。
今回の様な経験の様に、私は絵を観てるとたまに、
その絵を描いた人の様にモノを眺めてみたいと思いますが、
実際には不可能な事ですが、美的感覚や見え方というのは
しかし写実的な表現をする画家なら、
まったく同じは不可能でも、観る側の思い込みなのかもしれませんが、ある程度は見出せるのではと思いました。
それともこの経験は、画家が描いた景色に出会えただけで、
実際には共有などしてないのだろうか。
恐らく後者だと思うけど、でも非常に面白い、不思議な経験でした。見た絵と同じ景色が目の前にあるというのは
以後話が上記とぶっ飛びますが
この後しばらく景色の考え事をして思ったのですが、
今回の場合は景色でしたが、過去を体験するというのが
もしもこれが物だったらどうなんだろうと考えてしまいます。
私の様に景色の場合なら、特に何もありませんが、感動ぐらいしか
それがもしも来歴が素晴らしいもの、若しくは重要と考えられるもの例えば三種の神器や印章、指輪、宝石、一部の茶道具、には
それを所有する事による物の継承(また所有欲、権力の誇示、美しさによるもの以外に)というだけでなく、それを使っていた人の権威なんかも継承されるのではと思いました。
(実務的な能力は別ですが)
多分血脈による主張だけでは、判り難いから?成り上がりの場合だとそれも厳しい?
物が移動する方が即物的で眼に見えて確認出来るからではと
物がなぜその様な権威を持つかと言うのは不思議な所ですが
(それは以前の所有者が保障するんでしょうか?
若しくは入手困難なものを所有する事が地位を保証してる?)
冷静に考えればそんな事は絶対無いのですが、それを所有してる事により所有者が偉く見える様な錯覚に捉われるのは何故なんでしょう?
このままでは花見をするまでに花が散ってしまうと思い
その日たまたま暇が出来たので
夕方に嵐山まで桜を見ながらぶらぶらしながら思ったのですが
嵐山というのは不思議な土地ですね。
5時を回ると急に人が居なくなり、ゴーストタウンかというくらい
一時間前まで人が人が大勢に居たのに、
急にがらんとして、
観光地ならどこでもそうなのかもしれませんが、
あと中ノ島公園まで、行こうと渡月橋を渡って
フッと嵐山中ノ島から夕暮れの景色を観た時気付いたのですが
中ノ島から見る周辺の山並みは、応挙の写生帳の風景とまったく一緒ですね。周りの風景は屋台が出てたりビルがあったり都市化してるので違うかもしれませんが、
この景色に気付いた時、
200年以上前の人が描いた同じ景色が自分の目の前にあって
だからああいう風に描いたんだと理解できて、
感覚的には過去と出会えた様な不思議な感覚になりました。
実際には200年前以上前の事ですから、過去に体験した事など
あり得ないのですが、
この時思ったのですが、絵を観た時の面白さはその時だけでなく
後にもあるなと思いました。
今回の様な経験の様に、私は絵を観てるとたまに、
その絵を描いた人の様にモノを眺めてみたいと思いますが、
実際には不可能な事ですが、美的感覚や見え方というのは
しかし写実的な表現をする画家なら、
まったく同じは不可能でも、観る側の思い込みなのかもしれませんが、ある程度は見出せるのではと思いました。
それともこの経験は、画家が描いた景色に出会えただけで、
実際には共有などしてないのだろうか。
恐らく後者だと思うけど、でも非常に面白い、不思議な経験でした。見た絵と同じ景色が目の前にあるというのは
以後話が上記とぶっ飛びますが
この後しばらく景色の考え事をして思ったのですが、
今回の場合は景色でしたが、過去を体験するというのが
もしもこれが物だったらどうなんだろうと考えてしまいます。
私の様に景色の場合なら、特に何もありませんが、感動ぐらいしか
それがもしも来歴が素晴らしいもの、若しくは重要と考えられるもの例えば三種の神器や印章、指輪、宝石、一部の茶道具、には
それを所有する事による物の継承(また所有欲、権力の誇示、美しさによるもの以外に)というだけでなく、それを使っていた人の権威なんかも継承されるのではと思いました。
(実務的な能力は別ですが)
多分血脈による主張だけでは、判り難いから?成り上がりの場合だとそれも厳しい?
物が移動する方が即物的で眼に見えて確認出来るからではと
物がなぜその様な権威を持つかと言うのは不思議な所ですが
(それは以前の所有者が保障するんでしょうか?
若しくは入手困難なものを所有する事が地位を保証してる?)
冷静に考えればそんな事は絶対無いのですが、それを所有してる事により所有者が偉く見える様な錯覚に捉われるのは何故なんでしょう?
コメント