今年一年早いですが振り返って、
新たに知った若しくは良かった音楽を
その1 MJQとMilt Jackson
MJQのジャズなんだけど、抑制されたアドリブが少なくて、
コントロールされた、計算された感じが好き。
それと光と影の調和と言いましょうか。
明るさに微妙に影が入った感じが良い。
聴いてるとイメージとして真っ赤な夕日を思い浮かびます。
あとアルバムとして全体の構成といいましょうか、曲の組み方、
流れが美しいと思います。
DJANGO、CONCORDEなどの初期の作品からFONTESSA、Blues on Bachなどのバッハやクラシック風の作品まで色々あるけど、
どれも好きです。
Milt JacksonはMJQでヴィブラフォンを演奏される方なんですが、
MJQで演奏されてる感じも好きなんですが、
フリーで演奏されてる時も好き。
フリーの時はMJQのコントロールした演奏じゃなく
アドリブが炸裂してるのですが、でも非常にゆったりしてて、
誰と競演してても、リラックスした感じになって好きです。
その2 Teddy Wilson
Teddy WilsonはピアニストでArt Tatumと近いものがあると思いますが、Art Tatumの様に階段を上り降りるする
そういうテクニックは感じませんが
でも演奏聴いてると、上品で知性を感じます。
MJQのJohn Lewisの様な音楽理論を勉強したからそういう身につけた知識や上品さではなく
Teddy Wilsonが弾くとなぜが品良く聞こえる、知性を感じる。
そういう生まれつきのものだと思います。
その反面、派手さがないのでややこじんまりした風にも感じられますが、お勧めはLester Youngと組んだPres And Teddy
Lester Youngの歌を歌ってるようなサックスフォンとの組み合わせはTeddy Wilson、Lester Young双方の良さを出してる。
作品ではないでしょうか
その3 David Grisman
フラットマンドリンの演奏者なんですが、
音楽的にはブルーグラスとステファン・グラッペリ風のJAZZを足して割った様な感じ。
アイリッシュ音楽やケルト音楽の影響もある様な気がしますが、
なんかわからないけど聴いてると、とりあえず楽しくなります。
気分がふてくされていても、踊りたくなる様な陽気な音楽、
マンドリン、ギター、マンドリンなどの弦楽器が見事に融合してて
あと長く聴いてると、リラックス出来るのと、少しアホッぽいリズムのせいで
着実に自分の頭が単純化してきて、おバカになってるなと体感できます。
その4 Nigel Kennedy
ヴァイオリニスト、Yehudi Menuhinの弟子で、
パンク・ファッションやボロボロ服でで演奏したり
、ロックなアルバム出したり、JAZZのアルバム出したり
かと思えばリッカルド・ムーティの指揮でプロデビューしてたり、ベルリンフィルとアルバムだしたりする。
わからない、おっちゃん。
師匠のMenuhinやGrappelliと比べると音楽として
心の底から本当に素晴らしいとは思いませんが、
(演奏家としてもプロデューサーとしても優秀な方だと思いますが、でもMenuhinのノッてる時の音や自由奔放なGrappelliの
リズミカルさ、軽快さには適わないと思う。
その二人のが持っていたモノを100%ずつは受け継いでいないけど、二人の特性を足して2で割った様な良い感じはなっていますが
でも新しい事にチャレンジしたりかと思えば正統派に戻ったりして
新しいモノを見出そう、作り上げようとするその心意気は感心します。このチャレンジ精神旺盛な辺は師匠譲りだと思います。
来年9〜10月辺りにベルリンフィルのメンバー引き連れて来日されるので行きたいと思ってますが、
どうなるかなあ〜関西に来てくれるのでしょうか?
その4 ここからは個別に良かったものをルグラン・ジャズ、
Michel Leqrandがプロデューサーしてる作品ですが、
メンバー非常に豪華中途半端なコンピレーションアルバムだったら、こちらの方が良いというくらい。
今年は何故かGrappelli との競演盤や色々聴きましたが、これが一番良かったと思いました。
Limited Edition、John ColtraneとDuke Ellingtonのコラボレーション。まぁ感想は当然の様に上手でした。
聞く前は合うのかなあと思っていましたが、
両者がスタイルを乗り越えて素晴らしい演奏をされてます。
Yehudi MenuhinのConcert Magic
これはこの前感想は書いたので省きますが、このDVDを観た後
ナクソスから出ている30年代の演奏を聴きましたが、
それと比べてもこちらの方が素晴らしいと感じました。
若い頃も非常に巧いと思いましたが
Concert Magic の演奏の方がより巧くまた鋭さ深みがあり、
聴いてる人に訴えてくるモノがあると思います。
Stephane Grappelli &Gary BurtonのParis Encounter
Stephane Grappelli関連は今年はあまり聴けてませんが、
聴いた中ではこれが良かったです。
普段と違うGrappelliの演奏スタイルを楽しめて、またGary BurtonとMilt Jacksonの違いを楽しめたりして
そんな感じで今年も昨年に続き充実した。
(個人的にはDavid Grismanに出会えたのが最大のヒットでした)
良い音楽を聴けたのではと思います。jazzとclassicとにやや偏りがあるかもしれませんが。
新たに知った若しくは良かった音楽を
その1 MJQとMilt Jackson
MJQのジャズなんだけど、抑制されたアドリブが少なくて、
コントロールされた、計算された感じが好き。
それと光と影の調和と言いましょうか。
明るさに微妙に影が入った感じが良い。
聴いてるとイメージとして真っ赤な夕日を思い浮かびます。
あとアルバムとして全体の構成といいましょうか、曲の組み方、
流れが美しいと思います。
DJANGO、CONCORDEなどの初期の作品からFONTESSA、Blues on Bachなどのバッハやクラシック風の作品まで色々あるけど、
どれも好きです。
Milt JacksonはMJQでヴィブラフォンを演奏される方なんですが、
MJQで演奏されてる感じも好きなんですが、
フリーで演奏されてる時も好き。
フリーの時はMJQのコントロールした演奏じゃなく
アドリブが炸裂してるのですが、でも非常にゆったりしてて、
誰と競演してても、リラックスした感じになって好きです。
その2 Teddy Wilson
Teddy WilsonはピアニストでArt Tatumと近いものがあると思いますが、Art Tatumの様に階段を上り降りるする
そういうテクニックは感じませんが
でも演奏聴いてると、上品で知性を感じます。
MJQのJohn Lewisの様な音楽理論を勉強したからそういう身につけた知識や上品さではなく
Teddy Wilsonが弾くとなぜが品良く聞こえる、知性を感じる。
そういう生まれつきのものだと思います。
その反面、派手さがないのでややこじんまりした風にも感じられますが、お勧めはLester Youngと組んだPres And Teddy
Lester Youngの歌を歌ってるようなサックスフォンとの組み合わせはTeddy Wilson、Lester Young双方の良さを出してる。
作品ではないでしょうか
その3 David Grisman
フラットマンドリンの演奏者なんですが、
音楽的にはブルーグラスとステファン・グラッペリ風のJAZZを足して割った様な感じ。
アイリッシュ音楽やケルト音楽の影響もある様な気がしますが、
なんかわからないけど聴いてると、とりあえず楽しくなります。
気分がふてくされていても、踊りたくなる様な陽気な音楽、
マンドリン、ギター、マンドリンなどの弦楽器が見事に融合してて
あと長く聴いてると、リラックス出来るのと、少しアホッぽいリズムのせいで
着実に自分の頭が単純化してきて、おバカになってるなと体感できます。
その4 Nigel Kennedy
ヴァイオリニスト、Yehudi Menuhinの弟子で、
パンク・ファッションやボロボロ服でで演奏したり
、ロックなアルバム出したり、JAZZのアルバム出したり
かと思えばリッカルド・ムーティの指揮でプロデビューしてたり、ベルリンフィルとアルバムだしたりする。
わからない、おっちゃん。
師匠のMenuhinやGrappelliと比べると音楽として
心の底から本当に素晴らしいとは思いませんが、
(演奏家としてもプロデューサーとしても優秀な方だと思いますが、でもMenuhinのノッてる時の音や自由奔放なGrappelliの
リズミカルさ、軽快さには適わないと思う。
その二人のが持っていたモノを100%ずつは受け継いでいないけど、二人の特性を足して2で割った様な良い感じはなっていますが
でも新しい事にチャレンジしたりかと思えば正統派に戻ったりして
新しいモノを見出そう、作り上げようとするその心意気は感心します。このチャレンジ精神旺盛な辺は師匠譲りだと思います。
来年9〜10月辺りにベルリンフィルのメンバー引き連れて来日されるので行きたいと思ってますが、
どうなるかなあ〜関西に来てくれるのでしょうか?
その4 ここからは個別に良かったものをルグラン・ジャズ、
Michel Leqrandがプロデューサーしてる作品ですが、
メンバー非常に豪華中途半端なコンピレーションアルバムだったら、こちらの方が良いというくらい。
今年は何故かGrappelli との競演盤や色々聴きましたが、これが一番良かったと思いました。
Limited Edition、John ColtraneとDuke Ellingtonのコラボレーション。まぁ感想は当然の様に上手でした。
聞く前は合うのかなあと思っていましたが、
両者がスタイルを乗り越えて素晴らしい演奏をされてます。
Yehudi MenuhinのConcert Magic
これはこの前感想は書いたので省きますが、このDVDを観た後
ナクソスから出ている30年代の演奏を聴きましたが、
それと比べてもこちらの方が素晴らしいと感じました。
若い頃も非常に巧いと思いましたが
Concert Magic の演奏の方がより巧くまた鋭さ深みがあり、
聴いてる人に訴えてくるモノがあると思います。
Stephane Grappelli &Gary BurtonのParis Encounter
Stephane Grappelli関連は今年はあまり聴けてませんが、
聴いた中ではこれが良かったです。
普段と違うGrappelliの演奏スタイルを楽しめて、またGary BurtonとMilt Jacksonの違いを楽しめたりして
そんな感じで今年も昨年に続き充実した。
(個人的にはDavid Grismanに出会えたのが最大のヒットでした)
良い音楽を聴けたのではと思います。jazzとclassicとにやや偏りがあるかもしれませんが。
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