11月5日の日記

2005年11月5日 ぼやき
Sotheby’sでオークションに出されていた
パガニーニが所有してたヴァイオリンが五十六万八千ポンドで
ロシア人に落とされてますが、
最近のロシア人は金持ってますね。
確か昨年これまたSotheby’sで売りに出されていた
フォーブス家所有のCarl Fabergeのエッグ9点を含む
180点余りの作品を1億ドルで纏め買いしたのも、ロシア人でしたし・・・
こういう動きはやっぱりプーチンの強いロシア再び目指そうとする。政治的な動きと関係あるのでしょうか。
その一環でソ連時代に流出したロマノフ王朝の物、
その他優れた文化財を買い集めてると
失われたモノや時間を求めて、
ただその建前とは裏腹にヴァイオリンもエッグいずれも購入者は石油で稼いでるので、物凄く怪しい匂いがするんですけど。
マネーロンダリングの可能性も無きにしろ有らずな気がしますが
それか政治献金的な要素を含んでるとか、
それとも金銭的余裕が出来ると何となく文化財や美術品を集めたくなるのは人間の本能や習性の様なモノなのでしょうか
バブルの時の日本人の様に、(ただこの時の日本と現在美術品を購入するロシアとは違う気がしますがロシアの方が復古趣味的なので、日本人が西洋文化への憧れだったのに対して)
若しくは90年代のITバブルの時にアメリカ人がヨーロッパで
色々買っていたように文化を求めてという名目で、
実際は大部分は金がダブついてるので、
しょうがないからこういう方向で消費してる気がしますが・・・

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