文化博物館で開催してる日本三景展へ行ってきたのですが、
風景画で特に良いと思ったのはありませんでしたが、
(応挙の眼鏡絵や探幽の真景図などもありましたが
応挙の方は構図の採り方、昔こうやって勉強してたのかというのと
探幽の方は筆の巧さを感じましたが)
いい番良かったと思うのは三景とまったく関係無い、
長澤芦雪の虎の絵
虎に見えない虎の絵でしたが、でも虎らしい
浸透性の絵の具を使った。
虎の毛並みを、縦と横の流れと線で表現していて
芦雪らしい奇抜な迫力のある面白い作品でした。

次に細身美術館へ、俵屋宗達展を観に行ったのですが、
琳派は絵がどこか、もちゃっぽい感じがして苦手ですが、
でも今回見た。宗達は良かったです。
扇面流図屏風などはデザイン的に美しく感じましたし
また墨絵の筆の動きと墨の使い方なども素晴らしい
(たらしこみ、なのか違うのか、判らなかったですが)
普段何気なく、墨絵と言うと琳派も狩野派も禅画も円山四条派も
南宗画もごちゃごちゃにして、認識してる部分がありますが、
今回は、これは琳派の墨絵なんだというのが、強く感じられました。絵のデザインにしても、筆や墨の使い方にしても
この展示会は都合があればもう一回行ってもいいかなという
非常に気に入った展示会でした。

他に石ふしぎ大発見展にも行ったのですが、
(さがみが呉服の展示会をしてたり、京都学生祭典してたり混んでいましたが)
今回はこれだという石はありませんでした、
昨年は一個ありましたが、購入せず今も後悔してます。
レインボー・ガーネットが欲しい気もしましたが、
メキシコ産か奈良県産か真贋が判りませんから購入しませんでした。

本日の一言 地震など災害があると思うのですが、
イギリスは援助チームを派遣するのが物凄く速い
日本なんかと比べると、何でなんでしょう。
昔の旧宗主国という事で特別なパイプがあるのでしょうか。
それとも単純に地理的な問題なのか
あの速さは何なのか不思議です。

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