10月4日の日記

EUがオーストリアの反対を押し切り
トルコの加盟交渉を開始しましたが、
これでEUはキリスト教の仲良し国の集まりでは無くなったわけですがキプロス問題やクルド人の問題、人権問題などは
どうするんでしょう。
また今後トルコがEUに加盟した場合のブルガリアの問題など
作戦的にはEUへの加盟を認めるという時点で
外圧を加えて改革させようという作戦は放棄して、
EU加盟を餌に目の前でちらつかせながら、
EUの中に巻き込みながら、問題を解決作戦で行くのでしょうか、
あとイスラムの問題をキリスト教の仲良し国の集まりの
EUの中でさばくより、穏健なイスラム教の国を加え
そのEUの中で、さばいた方が簡単だと判断したからなんでしょうか。
最悪な場合トルコに追放しちゃうとか
あと今後トルコを加えた方がイスラム諸国会議機構などに
影響を持てると判断したからなのでしょうか、

どちらにしても長引きそうな問題ですね。
そしてギリシャと、もめそうな予感がします。

話は変わってバリの爆破テロの話ですが、
この辺で爆破テロが起こる度に思うのですが、
結局この人達は何を望んでいるだろうと、
果たしてイスラムだけの問題なんだろうかと
インドネシアって世俗主義的ですが
人口の内88.2％がイスラム教徒で、どないしろちゅう感じで、
これ以上イスラム化を進める事は無理な様な気がするのですが、
それとも世俗主義が嫌でもっと、国教をイスラムにしろと訴えてるのでしょうか、
若しくは宗教が問題なのではなく、
人種的な問題なのでしょうか、民族主義、地域主義と言いましょうか、
スハルト政権が崩壊した時だったと思いますが
人口比率的には低いけど経済握ってる
中国系の住民や商店を襲ったというニュースがあったと思いますが
そういう人種と富の不均衡とか、貧困とかの要因はないのでしょうか。イスラム以外の、
若しくはこの辺は島国ですし、昔から王朝も沢山ありますし
今のインドネシアとして出来たのも最近ですし、
元から一つに纏めるという発想が間違っていて
スハルト独裁体制の強力なタガが外れて、
多民族国家の一部に独立運動が広がってると観るべきなのでしょうか、
東ティモールなんかは長年戦ってそれを実現させちゃいましたし

テロは無い方が良いですしアルカイダとの繋がりも問題だと思いますが、でもそれ以外の何故テロが起こるのかという。
下地に眼がいってない気がするのは気のせいでしょうか。
全てをイスラム過激派の一言で片付けてしまい
(下地に目がいったからと言って、テロは無くなる事ありませんが）