若冲と琳派 きらめく日本の美
2005年9月23日 美術館へ若冲と琳派きらめく日本の美展を見に
高島へ行ってきたのですが、
伊藤若冲についてはコメントをパスしますが、
(一言いうなら竹は良かったです)
今回観てて思ったのですが琳派は、
絵の線の切れが悪くて、良く言えば、丸くて、
狩野派や円山派なんかと比べるとデフォルメされてて穏やかですね。線に鋭さが無くて
円山派も呉春や松村景文の路線になると、琳派の影響なのか
判りませんがデフォルメされた作品が増えますが、
でも琳派とはデフォルメの基準が違う
あと狩野派でも、京狩野なんかとデフォルメという点では共通点があるかもしれません。狩野松栄や永徳、山楽なんかと、
私は今回俵屋宗達の草花の襖を見ると、
松栄の作品が思い浮かびました。
この辺は日本人のデフォルメ好きの影響か、
それとも琳派の影響が絵画以外のモノにも与えたんでしょうか、
デザイン全体に、その時代の好みとして
色彩の方も退色してるというのもあるんでしょうけど、
のっぺりしてて薄い淡い印象です。
私は琳派の線の描き方や色彩はあまり好きではありませんが
でも構図や、モノのデフォルメした形というのは面白いです。
ある意味無駄が無くて、一つ完成した琳派ならではのモノの見方があって、それと酒井抱一は装飾的で良い。装飾的でも趣味が良くて
あと観てて思ったのですが絵なのに
どこか京焼き(永楽や道八なんかの中国趣味に走ってない作品)
と似てる感じがしますね。陶磁器は出品されてませんでした
色彩や色の配置、デフォルメ具合が
この辺はやっぱり、永楽や道八の前の世代に
尾形乾山や野々村仁清がいますから、また模倣作品も残してますし
作品の影響を受けたからでしょうか
何度か観た事がある作品もありましたが、
これだけ纏まってる観る機会は余りありませんから、なかなか良い展示会だったのではないでしょうか、
新しい面にも気付けましたから。
ちょっと絵を観たい気分が満足できました。
高島へ行ってきたのですが、
伊藤若冲についてはコメントをパスしますが、
(一言いうなら竹は良かったです)
今回観てて思ったのですが琳派は、
絵の線の切れが悪くて、良く言えば、丸くて、
狩野派や円山派なんかと比べるとデフォルメされてて穏やかですね。線に鋭さが無くて
円山派も呉春や松村景文の路線になると、琳派の影響なのか
判りませんがデフォルメされた作品が増えますが、
でも琳派とはデフォルメの基準が違う
あと狩野派でも、京狩野なんかとデフォルメという点では共通点があるかもしれません。狩野松栄や永徳、山楽なんかと、
私は今回俵屋宗達の草花の襖を見ると、
松栄の作品が思い浮かびました。
この辺は日本人のデフォルメ好きの影響か、
それとも琳派の影響が絵画以外のモノにも与えたんでしょうか、
デザイン全体に、その時代の好みとして
色彩の方も退色してるというのもあるんでしょうけど、
のっぺりしてて薄い淡い印象です。
私は琳派の線の描き方や色彩はあまり好きではありませんが
でも構図や、モノのデフォルメした形というのは面白いです。
ある意味無駄が無くて、一つ完成した琳派ならではのモノの見方があって、それと酒井抱一は装飾的で良い。装飾的でも趣味が良くて
あと観てて思ったのですが絵なのに
どこか京焼き(永楽や道八なんかの中国趣味に走ってない作品)
と似てる感じがしますね。陶磁器は出品されてませんでした
色彩や色の配置、デフォルメ具合が
この辺はやっぱり、永楽や道八の前の世代に
尾形乾山や野々村仁清がいますから、また模倣作品も残してますし
作品の影響を受けたからでしょうか
何度か観た事がある作品もありましたが、
これだけ纏まってる観る機会は余りありませんから、なかなか良い展示会だったのではないでしょうか、
新しい面にも気付けましたから。
ちょっと絵を観たい気分が満足できました。
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