義理の続き

知り合いの、展示会に行く道中
丸善が閉店セールをするという広告を見掛け
ちょっくら見てくるか、と本を見に行ったのですが、
結論から言うと非常に安く良い本が買えました。

写真集なども安くなってるかなぁと思い、
安かったらHenri Cartier-Bressonの写真集でも買おうかなあと
思っていましたが、これは値引率がイマイチで買いませんでしたが、値引いてもまだ万の金額でしたので

私は今回、保全と道八の作品の写真と下絵や図案が載ってる本を
買ったんですが、この本、なんと定価5万円のが
（私も買ってから家で値段知って驚いた）
3150円と定価の10分の1以下、これは安い。
値引きが出来ない本にしたら本当にアホの様な値段
本の値段より、保全と道八というだけで気分は傾いていましたが、
安いので即買い。

しかしこの本を衝動買いし、レジで会計し終えたとき
ふと私は冷静に戻り気がついた
今回、私は自転車で来てる、しかも荷台は付いてない。
こんな3キロも4キロもありそうな重い本
どうやって、持って帰ろうかと・・・
しかもまだ買い物も展示会にも行かなくてはならんのに
重い本を持ちながら
ぽつぽつと歩いているとふと案が思い浮かんだ

私はその場でタクシーを止め、
知り合いの展示会の会場へ向かい、
ちょっとコレを預かっといてとちょっと驚いた友人に預け
自転車置き場の近所まで、バスで戻り、自転車で帰宅し
その日は終え、本日、電車で展示会場へ行き、
本を受け取ってきましたとさ、
そして今さっきまで一人自己満足に浸りながら本を観てたのですが、本の状態は発行は今から20年以上前のものでしたが、
中の印刷は綺麗だし、表紙も絹で仕立ててあって良い。
定価の高い本は違う。
この本定価、5万で買うのは馬鹿か病気だと思うけど、
（買った人ごめんなさい）