2月1日の日記

2005年2月1日
イラクの選挙ですが、果たしてこの選挙に意味があるのか。
パフォーマンスとしてしか意味が無いのでは
という話は置いといて

全体的な投票率また北部と南部の投票率はどうでも良いのですが、
肝心の中部の投票率が発表されませんね。
スンニ派がどういう行動とったかというのは出ませんね。
結構メディアによってイラクの宗教による人口比率というのは変わるので一概に言えませんがとりあえずシーア派60%、スンニ派20%クルド人20%となっていますが
個人的にはこの統計は疑問ですが、
少数ですがキリスト教徒ユダヤ人、ハザラ人などは含まれてないので。
それとも根本的に割り当て制の名簿に載せてもらえなかったんでしょうか。
個人的な意見ですが、この少数の人たちは非常に重要だと思うのですが、イスラム教徒が禁じられている事の担い手となれるので、
銀行業務だとかアルコールの製造販売など
この辺情報不足でなんとも言えませんが

スンニ派的にはどういう行動が賢いのでしょうか?
とりあず選挙に反対して投票しないのか、
それとも妥協し出来るだけ票を獲得して一人でも多く
スンニ派が有利になるように憲法制定の場に送り込んだほうが良いのか
でも議席に当初から各宗派、女性に割り当てがあってその中で票を多く獲得した人から当選というではあまり意味が無い気が

結局最終的には一番最初の果たしてこれは選挙と呼べる代物なのかという議論になる気がするんですが
あくまで外部から眺める人間の意見ですが
憲法作るための議員選出の選挙であり、実際の政治活動とは違うんだし、また立候補してるのも党の名前だけ出してて本人の名前はだしてなかったりそんな選挙なんですから、イラク人が納得するかというのが一番肝心だと思いますが
やはりこの選挙アメリカの負担を減らすための作戦ではないかと
当初議会に1200億ドル(さらに800億ドル追加予算申請して)も使ってイラクと戦争始めるなんて言えば誰も許可のしない戦争だったんですから。死者数も増えてきてますし、そろそろ無理がきたし投げようかなあと
これ以上金使って一部で地雷を踏んだと言われてる社会保障制度の改革にその金回せよという批判を民主党から受けるわけにはいかないし、そんなわけで選挙をして憲法選定して民主化が進んだだから当初の作戦は達成できただから私達アメリカは一部撤退します。
そしてその後は国際社会が負担してください。
という布石にも見える様な気が、フセイン政権下に投資したぶんが回収できてないフランス政府に投資したモノを回収させるとか、
そういうのを餌にして、若しくは新たに石油利権与えるとかして、それでも乗らないならオプションで金を乗せるとか、日本に金ださせて、名目はイラク復興のなんとかで出して回すとか)
気のせいだと思いたいですが
そんな気が・・・・・

話を進めて憲法の話になりますが、制定は難しいのではないかと
あんまりシーア派有利の方にしちゃうと、周辺国から支援受けられないだろうしなんだかんだ言っても、スンニ派の方が全イスラム教徒で見た場合は多いんですから。
(それにイランの様になるならアメリカから許可で無いだろうし)
かと言って人口の60%もいるシーア派を軽くあしらう事は出来ないし、あとクルド人の問題もクルド人に厳しい憲法制定したりしたら一気に独立なんちゅう事になる気がするし、その際には北部の石油は流れちゃうしかと言って緩めすぎでも、独立だぁとなるだろうしこの気運が高まるとイラク以外のクルド人も権利獲得のために
奔走して中東地域の不安要因またイラクが叩かれる原因作りそうだし
ちょっと考えただけで頭痛がしますね。誰がどういう政治手腕発揮するかというのが観れて面白そうではありますが、

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