思い浮かぶ

2004年11月7日
今日ある場所で絵を観ているとその絵とまったく関係無い
別の絵の事がふっと急に浮かんできた。
その事とは与謝蕪村と池大雅について

与謝蕪村の絵は題材は面白いかもしれないけど、
人が踊ってる絵とかひょうきんで
でも絵の描き方は非常に物凄く真面目。崩して描こうとしない
タッチはひょうきんかも知れないけど
ただ題材がひょうきんなだけで蕪村流に実直に描いてる。

池大雅は絵の題材は物凄く真面目で堅いけど
絵の題材とは正反対で堅いモノを崩して楽しげに
描いて、絵に遊び、茶目っ気がある

パッと観たら与謝蕪村の方が軽そうに見えるけど実は結構重い
パッと観は堅苦しいけど長い間みたら池大雅の方が絵が軽く遊びがあって楽しい

今日は一枚も両者の絵は観てないのに、なぜか本物かどうか判らない
微宗の鷹の絵を観てて思い浮かんだ事でした。

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