9月10日の日記

2004年9月10日
長年探していたイブン・シーナの通称カノン別名医学典範の第一巻第一部の翻訳本を読んでいるんですが、クソっ理解できん。

ここで一つ解説をibn sinaラテン語名 Avicenna活動時期980〜1037年
哲学者、医師、詩人でファーラービーと並び中世イスラムの医学界の最高峰といえる人物
また16〜17才の時に医学は容易だと言っています、
まぁ彼の関心があった論理学、数学、天文学などの理論体系や難問と当時の流布していた医学書(通俗的な)と比べるとそうだったんでしょう。また精油を抽出される際に使われる水蒸気蒸留法を確立させたのもこの人
イブン・シーナの哲学やらが多少なりとも理解できる
(若しかしたらそう思い込んでいるだけかも)
今ならと思ったのだがよーく考えたら私にギリシャの古典医学の知識なんか無いではないか。
ヒポクラテスかガレノスでも読んで知識をいい加減でも取り入れるべきだったか。
ということで半ばお手上げ状態です。読めば多少は理解できるが、
書き方が丁寧なんで、やはり根本的な部分が私に無い以上わからん。
そういう訳でイブン・シーナから一旦離れイブン・シーナの医学を批判否定している。パラケルススについて調べてみたんですが、
このオヤジは賢者の石を持っていたという伝説があるんですね
イブン・シーナは錬金術に関し否定しているのにも関わらず
(イブン・シーナは錬金術師の言う様に金属は一つの起源のものではなくそれぞれ独立の種でありその種を変える方法は存在しない。
それゆえ卑金属を貴金属に転換できるのは間違っていると否定しています)
パラケルススはその錬金術を否定しないとは
逆に錬金術も医学を支える柱として取り入れるとは
なんて面白いんでしょう。
片方は古い医学だと批判するも錬金術に取り入れ、(水銀や亜鉛などの金属を治療使用し)
批判された方は古い医学だが錬金術などありゃせんと否定するとは
(こちらはアルコールの殺菌作用を認め医療に使用してます)
どっちが進歩的だか判りません。
どちらにしても当時は双方ともに革新的だったとは思いますが。
500年近く間があるので純粋に比較は出来ませんけど

本日の一言 祝NFL2004年シーズン開幕ということで
今年のラムズはどうでしょうか。ラムズ戦は今週末ですが
QBのカート・ワーナーを売っちゃったのが吉になるか凶になるか、
ちょっとバルジャーでは経験不足な気もしますが、なんだかんだ言ってもワーナーはーMVPを貰っているんですから
でもワーナーにとっては移籍は良い事の様な気もします。
不振の一つにはHCと作戦面で合わないというのがあると思うので
(だったヴィック・ヴァーミールがHCだったときは素晴らしかったのに、HCが替わってから年々不振なんで)
ジャイアンツでもう一度是非輝きを取り戻してほしいです。
あとRBのマーシャル・フォークとWRアイザック・ブルースの高齢化が心配です。(マーシャル・フォークに関しては怪我も)
この心配点さえ表れなければ、多少QBが不振でもマーシャル・フォークが快足で点を稼ぐので大丈夫だと思いますが
シーズンどうかは始まって見なければ判りませんから。
特にNFLの場合は前評判が良くて成績ダメなチームと前評判がめちゃくちゃ悪いのにシーズン終わったら、
あらっなぜこの順位というチームが最低一つはありますからといことで、
今年も例年通りのラムズ、チーフスと新にジャイアンツを応援しちゃいましょう。ワーナーが先発に限りですが

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