本日自転車を飛ばし京都市を西から東へ横断し
泉屋博古館に住友コレクションの中国絵画という展示会に行ってきたんですが凄く充実した展示内容でした。
(中国絵画に興味が無いとダメですが)
閻次平、八大山人、セキトウ、チンナンピン、徐渭などの
ビックネームの絵が並んでいました。
そんな今回の展示会で特に気に入った作品はと言われたら
高鳳翰の雪石図
これが良かったと思います。
作品としてはそんなに大きくありませんが、
でもシャン、ピシッと決まった絵で気合が入ってるというのが肌で感じられました。

不満といえば(ほぼ無いですが)
作品数は30ちょいだったのでそんなに多くありませんが
どの絵も非常にいい絵なんで、最初に観た絵のインパクトが強く後半何を観たか憶えてないという事です。
最初に大きな絵を展示し後半上記と比べると小さい作品が展示すると
いう展示方法でしたから、だから逆の方が良い様な気がします。
でも結局圧倒されて同じ様な気もしますが
最初の方に観た絵は記憶に残っているんですが残りがあやふやです。
あと見た後に中国絵画でゲップでます。もうちょっと当分結構という気になります。久しぶりに目を洗ったちゅう感じがしました。
それと距離的にちと遠い事です。あるのが鹿ヶ谷通りなんで
(周りはいい家が多かった)
自宅から往復30キロぐらいあるので(もう少しあるかもしれません)
街乗り様の自転車ではちょっと時間が掛かります。
ということでほぼ不満はゼロ。(作品に対してなどはゼロ)
建物も良いし静かだし
中国絵画好きには非常に良い展示会だったと思います。
この展示会ならもう一回行ってもいいかもという気がします。
それに次は応挙と呉春とその周辺という展示会があるということが判りましたし。

本日の一言 知り合いの中国人にこの展示会があるでという話をすると、この人の絵もこの絵も日本にあるのか、
やっぱり溥儀も小遣いいるからね。だって
ちょっと小遣いってどういう表現よ、
生活費とかもう少しあるんでないの
売ったかどうかということは謎ですが、
国がドタバタしたり政権が替わると美術品が国内外に流出したり紛失するのは世の常ですから
この国も伊藤若冲、尾形兄弟、曾我蕭白、円山応挙などの多数の作品が流出していますから、

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