歳を取った人には早く上げないと、冥土に行ってからでは遅いので
お祖父さんが、先日家に来たので，
ナット・キングコールとF・シナトラのCDをプレゼントしました。
小さい頃からF・シナトラが好きなのは知ってるので、
外れなしということで喜んでいただけました。
あまり表情が出るほうではないんで判断が難しいですが
しかしうちの祖父なぜF・シナトラが好きなんですかね。
年代的には70半ばだから鬼畜米兵の教育を受けているはずなんですが
ナット・キングコールとかも若い頃から好きだったよう。
私にとってこの世代謎なんですが鬼畜米兵教育を受けといて
なぜ、こういうアメリカ文化を受け入れられたんでしょう。
もちろん全ての人全ての文化とは言いませんが
F・シナトラ好きがアメリカ人なら判りますが、
移民1世とか2世の時代、職業的選択肢が少なく、
極端ですが男ならバー歌手か、ブッチャーか、マフィアにしかなる程度の幅しかなく
そこにF・シナトラの様な映画スター、
歌手が登場したらそりゃ魅了されるのは判りますよ。
それが例え同じイタリア系じゃないとしても、憧れとして
でもうちのお祖父さんはバリバリの日本人だしなぁ。
若い頃の抑圧の反動で好きになったのか、それともやはり憧れだったんですかね。
それとも祖父さんの新しいモノ好き精神が働いたのか
この祖父、20代の頃に趣味でドラム、ギター、マンドリン、長唄、小唄、詩吟、都都逸、を一度に習っており
ドラムに関してはさらにクラブにバイトに行きその他田舎歌舞伎、山があったの茸取り、山菜取り、魚釣りをし
さらに日本舞踊を習おうとしたら、家族中全員で止めときなさいと言われた人ですから
今考えたら当然ですよね。一週間は7日しかないちゅうねん。
いつ仕事すんねん。遊び人ですね。完璧な
ちなみに祖父のこの時の職業はJ旧国鉄の、車両を検査する仕事です。後に転職してますが
週3日仕事して4日はバンド活動に勤しんでいたようです。
こんな社員を雇っていたから国鉄ダメになったんでしょうね。
それはさておきこの祖父あと人の2番目は嫌い、何でも一番が好き、
新しい物好き、他の人はやった事はしないという人ですから
あと妙にひょうきんで、天然ボケで、気が短く、几帳面で手先が器用な人です。わけわかりません。
やっぱり自分の祖父ながらこうやって観察して見ると変人にやっぱり入ると思います。孫という事で控えめに見ても
だからただの新しい物好きで海外から入った、F・シナトラがだったのか、若い頃の反動なのか、ただの音楽好きの延長線上で好きになったのかなどと
家族に聞いた話や、本人から聞いた話でかれこれ3年ほど推測しているんですが、わかりませんね。恐らく永遠の謎です
本日の一言 私はこの時代の曲のリズムとかは優しくて温かくて
のんびりしてて好きだけど、（ジャズ、ブルースとかでも）
F・シナトラが歌ってる曲なども好きですが、
でもF・シナトラは嫌いです。やくざ的で
あと時代的にも嫌いです。人種差別が蔓延る時代ですから
いつも思うのですが古きよきアメリカというのは
恐らくある特定の人種、グループにとってだけであり
大部分の人にとっては、古きよきアメリカなど無いに等しいのではと
逆に古き悪きアメリカはあったとしても
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