カルメン

2004年8月23日 日常
久しぶりに観たんですが若い頃のホセ・カレーラスはやっぱりいいね。何度観てもイイね。
(ちょっとカルメンが老けていて、カレーラスを喰っていますが)
若い頃は顔よし声よしと揃ってますからねぇ。
ちょっと性格は悪そうですが。
でもその性格の悪さがまたたまらん、なんともいい感じだしてるのよ
やっぱり男前だわ、スペイン系伊達男ちゅうかんじで、
男の私でも惚れそう
歌手としての命の声も素晴らしいし、
オペラ歌手にしては細い体からあんなに綺麗で伸びのある声が出る
なんて本当に好みでいいわぁ、うっとりとしてしまいます。
でも彼はこのカルメン後病気で失ってしまうんだよなぁ。
その美声も美貌も
オペラ歌手として、絶頂期を向かえようとし、
人生これからだという時に急性白血病で
何度考えてもこの事は悲しいね。
ランス・アームストロングにしてもなぜこれからという人に病になるのか。世界、歴史をを変えられる才能がある人に限ってなるのか
もしも神などと言うモノがいるなら恨みたくなるよ
でもカレーラスは当時最新の医療法だった。自分の骨髄から骨髄液を抜いて、骨髄液を培養し元に戻すと言う治療法をし
辛い治療を耐え、危ない賭けに見事勝利しカムバックしています。
でもやっぱり残念な事ですが病気後は昔のあの美声、美貌は取り戻せてません。いくら努力しても、別の良さは生まれていますが
失礼かもしれませんが、私は歌手としては私正味の話病後のカレーラスはあまり好きではありません。
どうしても若い頃が思い浮かんでしまって、比べてしまうので
若い頃の映像、CDにはホセ・カレーラスの美しい歌声、美貌以外に
人生の輝ける瞬間、音楽への情熱、まさにこれからという瞬間が閉じ込められていて、一握りの人しか持ってない何かを
そういう何かが物凄〜く好きだ。判り難いモノですが、もしかしたら私の思い込みで無いのかもしれませんが
これから全てが幕あけるその幕が上がる。その瞬間ほんの一瞬幕からスポットライトが入る感覚、美しいギリギリの危うさ
私にとってこのカルメンにはそういうモノが閉じ込めてあるような気がして、大好きな一枚です
ただ難点はエスカミーリョの役の役者がどうもミスタースポック見えてくるところです。私の気のせいだと思いますが

本日の一言 ムンクの叫びとマドンナが盗難されていますが、犯人はどういう理由なんでしょうね。
売却目的の犯罪か、(その場合も誰かから依頼があっての実行か、それとも犯人の単独犯行か)
政府から金を脅し取るつもりか、美術館の警備が甘いという事をアピールしたいグループか、熱烈なムンクのファンか、マフィアの親分が欲しがったか、、どれなんでしょうね。拳銃を使ってるということで、(本当に弾が込めてあったのかという点は謎ですが)
絵に傷が入る事を恐れるのでファンは除外してもいいと思います。
あとこれだけ有名な絵だと簡単には売却できないので、単独での犯行も除外できると思います。
そうなると残りは難しいですね。
金を脅し取るだけなら、金を渡す渡さないに関わらず、簡単に見つかると思いますが、絵の状態なんかは置いといて
自己顕示欲、コレクターとなると難しく、長期に行方不明になるような気がしますが、今後どういう風に進展するか楽しみです

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