映画さらばさらばわが愛覇王別姫をしていた、
ついつい観てしまった。
その後梅蘭芳の本物の覇王別姫が観たくなったのでみる。
やはり私にはこちらの方が良い
（他にも覇王別姫は観た事がありますが覇王別姫は梅蘭芳が?1）
梅蘭芳も大変だったろうなぁ、さらばわが愛覇王別姫は映画だが
梅蘭芳は実際に沢山の政権に仕えて、しかもまったく仕様の違う
演技をするのは、一時期演じなかった時期もあるとはいえ、
想像を絶するものがあっただろうに、祖国が何度も変わるのは
でもそんなモノを演技には感じさせない、梅蘭芳はやっぱり、
役者で、大スターなんだと思うね。相手役の項羽の役者が何人もノイローゼになるくらい
ド素人の私が観てもわかるくらいに
声は清らか動作は美しく優雅、見せ場の剣の舞踊は何度見ても美しい、
だから何回見ても新しいモノが見つかるし凄い飽きないねぇ、
（貴妃酔酒もそうですが）
そういう要素があるからこそ梅蘭芳はどの政権でも寵愛されたんだろうなぁ。本人望む望まず関わらず
私が今日観たビデオも1950年代に撮影されたカラーのものですが
梅蘭芳は中国の京劇の後進を育てる組織のトップを務めていた時期があるので、この映像も後進の育成という事もあると思いますがでもやっぱり周恩来か毛沢東に捧げるものだったと思います。
私は大概の場合は華があるモノは好きですが（ジャンルに関わらず
梅蘭芳だけは華があってよかったのか悪かったのか考えちゃいます。
もっと時代が後か前ならもっと活躍できただろうにと、
でもあの時代に生きたからこそ、
美しいというのもあるかもしれませんが、
文化革命後なら、梅蘭芳が若い頃に勉強した事は勉強出来ないと考えると
だから梅蘭芳の死に時はちょうどいいのかも、
1961年という文革前で、後の不幸はしらず儚く美しく。
彼のの舞踊のように・・・・・・・
本日の一言 こういう日記を書く辺りが、やっぱり自分でおセンチなんだと思うね。
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