イラクで3邦人拘束、自衛隊撤退要求　衛星テレビ放送 [朝日新聞]

04月08日付 朝日新聞の報道「イラクで3邦人拘束、自衛隊撤退要求　衛星テレビ放送」へのコメント：イラクで民間人の日本人が3人拘束されてますが、今のところ政府はサラヤ・ムジャヒディンの要求をのんで自衛隊を撤退させるような事はなさそうですが、もしもこれが民間人ではなく自衛隊員なり政府の関係者のような公の人間だったらどうなんでしょう。
なってみなければ政府の対応は判りませんが、政治に影響を与える度合いではやはり公の人間が事件に巻き込まれた方が政治に与える影響力は大きいと思いますが、
政府が認めて許可を出してるわけですから、当然国会などでも突かれるポイントになってきますから、そして今年は選挙の年ですからそちらの影響もありますから。
今後政府がどういう対応をとるのか面白そうです。
この要求を呑んで一部でも自衛隊を撤退させるのか、要求を呑まないなら、どういう対応をとるのか、金銭で解決するのか、サラヤ・ムジャヒディンは米軍にこだわっている様なので自衛隊は残るものの米軍の支援を止めるのか、
対話で解決できない場合は3人を救うのに他国の特殊部隊（若しくは民間警備会社）を借りて強襲するなどという手を使うのか、
3人の解放、死亡関係無く今後サラヤ・ムジャヒディンを、（全員死亡、被疑者確保不可能の場合も）日本で裁判にかける事が可能なのか、それとも他国で裁判を行うのか、など政府はたくさんあるカードの中からどれを採ってどれを捨てるのか楽しみです
政治的な側面を除いて興味があるのは、この拘束を受けて他のNGOはどういう対応をとるのかというのと、中長期的に事件が長引く場合は3人と拘束したグループにストックホルムシンドロームが発生するのか、またどういう効果を与えるのかなどでしょうか。
どちらにしろ2〜3日で解決というのは無さそうなので、進展が楽しみな事件です。