2月26日の日記

2004年2月26日 読書
今バートン版の千一夜物語を読んでいるのですが面白いです。
千一夜物語は過去に岩波のを読んだので躊躇したのですが、読んでしまえばなんのその物語にどっぷり漬かってしまってます。
ただこの本ちょっと難点が岩波の文庫も高かったですがこの本も高い。1冊1400円なり、文庫の値段とはおもえませんしかも全11巻
筑摩文庫は本当に良い本出してくれけど正味の話もう200〜300円安くしてくれないかな
それと表紙、挿絵がセクシーなんでカバーがないと読めません。
(そんなもんは気にしないという人も居ると思いますが)
カバーをしても電車バスの中では巻によっては挿絵が強烈なんで読めません。あとこれは私の趣味の問題ですから文句をいってもしょうがないのですが、挿絵が嫌い岩波の方の挿絵の方が好きです。

この3点を除けばほぼ満点の本です。ありとあらゆるタイプの話が入っていて面白いです。
私の千一夜物語の話の中で好みのタイプは話の中のキャラクターが話をしその又話しに出てくるキャラクターが話をするタイプが好きです。
またアラブの文化面を知れるのも良いとこです。
例えばシンドバットの冒険の中の海に磁石の島があるという話ではアラブ船ではヨーロッパの船に比べて鉄が使われなかった。一端の理由を知る事ができますし、
他インド洋貿易の規模の広さ、商業形態を知る事ができるなど、話の断片でさまざまな事が推測でき他のアラブものの本を読む際に結構役に立ちます。
それと話のタイプが非常に多いので話によってはこの話はどこかで似たような話があるなぁなどと比較したり、どうしてこういう風になったんだろうと想像したり本以外の楽しみ方もある、非常に長い間読める一品でお勧めです

026 嘘をつくこと 醜い汚い真実より美しい嘘の方が好きです。ただ真実を知った上でという条件が付きますが、あと子供の可愛らしい嘘というの大人にはない発想があるので、この二つは聞いていて面白いので許される嘘だと思います。

本日の一言 最近私は眼を開いて寝ているらしい。前は普通に閉じて寝ていたようですが何故なんでしょう。

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