今日の日記

2003年12月12日
今日別に風邪を引いた訳ではないのですが、2〜3日前から喉が痛いので(熱とかは無い)
しかも市販薬を飲んでも一向に良くならないということで、病院に行って来たんですが、もうインフルエンザのワクチン接種を受けにきている人が多いですねぇ。
ワクチンの製造会社って儲かるだろうなぁ。
日本ではなんぼで政府が製造依頼を出してるか知りませんが、アメリカでは確か7〜8ドル、日本円に換算してとりあえず800〜900円、安く見積もってですから、実際はもう少し高いのではないかと、1100〜1400円でしょうか
インフルエンザのワクチンは単純な卵を使って不活性ウイルスを培養する方法ですよね。だから卵アレルギーのある人は使用できないはず。
とりあえず卵は個数をまとめて買うと安く仕入れますね。ワクチンの不活性ウイルスの特許は自分の会社が持っている場合、費用はタダ、ある程度最初の開発には費用が掛かってるとは言えもう回収できるでしょう。ワクチンが登場してから随分時間が経過していますから、ただインフルエンザの場合は型の変化が早いのでそれに追いつく為に毎年更新しなくてはいけない部分があると思うが(香港型、ソ連型など)でも基本系は変化しないでしょう
製造ラインも特別な設備はいらない事でしょう。
使い回し出来るのじゃないでしょうか。
もしも安全規則上使い回しが禁止されていたとしたと毎年何千万というワクチン作る訳ですから、
元はとれるでしょう。技術的にも年数千万作る訳ですから技術的にも安定した。比較的簡単な部類にはいるのでしょうか。
という事はアメリカでの製造依頼の7〜8ドルでも相当高い気がしますねぇ。
しかも製薬会社は、政府からの依頼された金額は提示していても製造費がいくら掛かるか発表してないとなると相当儲かる商売のではないでしょうか。一体製造費用はいくらなんでしょう?私独自の換算ではワクチンの保管費用などを考えても安くて2〜3ドル高くて3〜4ドルの様な気がします。なおあくまで私の予想ですから情報間違っていたり、
インフルエンザワクチンの製造の技術的なことに間違っている恐れもありますから真には受けないように(ただアメリカでの政府の製薬会社への発注費用が7〜8ドルと言う事と製造費が公表していない事は保証します。2〜3日前のABCNEWSで放送していた事ですから)
余談ですがイラクを自衛隊を派遣する事が決まってから各種持っていく物が発表されていますが、生物兵器、劣化ウラン弾の残り、化学兵器、大量の化学物質などに対応した装備品などは持って行くのでしょうか。とりあえず現在発見されたかどうかは別として今回イラクを攻撃した時はそういう物があるとして攻撃した訳ですからそういう備えはして当然だと思うのですが、仮に今回のイラク戦ではそういう攻撃を受けてないにしろ先の湾岸戦争時の遺物がある事だろうし、もしも持っていかなかった、将来日本でも湾岸戦争症候群の類似例が発生するかも知れません。(イラクに持っていく武器よりこっちの方が気になる)

昨日ASEANの特別会議があるということで、来日している各国首脳とFTA(自由貿易協定)について首相と会談したようですが、
最近FTAの話が出る事が多いですが、メリット面の話ばかりでデメリットの話があまり出ませんがデメリットの話しなくていいんですかね。
個人的には国にもよると思いますがFTAが仮に結ばれたとしても最低10年ぐらいは日本が赤字を被ると思うんですよ。(ジャンルにもよると思いますが、でも食料品の分野では赤字になると思いますねぇ)
例えばの話ですが仮にフィリピンとFTAを結んだ場合は当初は自動車など機械系の関税と食品類のFTAになると思いますが、将来的には必ずフィリピンはお家芸の看護士、家政婦を日本の送りこむ話が出てきて、日本はこれから高齢化社会ですから中東のようにフィリピン人達が、この業界で牛耳るような気がするんですよ。随分先の話だと思いますが
で仮にこの上記の看護士として日本に来る場合は日本の看護の勉強してもらわないといけないし、看護を受ける側する側双方共に文化面での理解もある程度必要だと思うし、
雇用法や医療従事者に関する法律の改正も必要だと思うのですが、こういう話が一切でてこないでしょう。
あと食品関連では今年の初旬のドイツでの話ですが、ドイツで販売されている冷凍の現地加工(ブラジル、タイなど)
されたチキン・ナゲットに使われている鶏肉がドイツ国内で使用が禁止されている抗生物質、ホルモン剤などが発見され回収された例もありますし
別に私はFTAが悪いと言っている訳ではありません。将来発展すると思われる各国と手を結ぶ賢い手段であり、また現在自動車など機械類に掛かっている高い関税を撤廃とはいかないまでも、相当低く出来る手段でもあるでしょう。しかし一方で交渉するという事は替わりの代価を得るために何かを提供しなくてはいけない訳ですから、その際の代価で損を被る部分を幅を出来る限り少なくする、若しくはそれに対応する手段を作ってから交渉して欲しい訳です。

本日の一言 ちと古いですが偉大なスペイン人クライマーの死に追悼を

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