今日の日記

2003年11月16日
さぼっていたので古い話しもあると思いますが愛嬌ということで

ブッシュ政権が来年夏までにイラク暫定政府に権限委譲をすると言っていますが、大統領選を見越した作戦の一部なんでしょうね。
大統領選を戦うのには、現在のイラクの状態では対立候補に攻撃してくれと言っているような物ですから、最低一つはなにか名目上でもいいですから実績を作り選挙の際の影響を少なくしようというつもりなんでしょう。来年の夏まで期間が結構あるので今後のイラクの状態によって判断は変わると思いますが、現状のままでは、このやり方は賢いんじゃあないでしょうか。

アメリカの大統領予備選の話しになりますが、民主党のジョン・ケリーは選挙では連邦資金は使わないようですね。(連邦の資金を受けるとある金額の上限で戦わなくてはいけなくなる。受けないと自由上限なし)先日発表したハワード・ディーント同じく
個人的はディ−ンの方は献金が増えて良いかもしれませんが、ジョン・ケリーの方は選挙資金規制法案通称マケイン・ファインゴールド法案に反するなどで、攻められる点が多くなり損をするような気がしますが、(ハワード・ディーントもそういう要素はあると思う)
ここは、縦にも横にも首を振らず真ん中でいてもう少し話しが進んでから、どちらか選択するのが賢い気がしますが、本選では金集めの天才ことブッシュは前回2億ドル近い金を集め今回はそれを越える事が考えられますので連邦資金で戦うのは無理でしょうから。
しかし前回の話しでですが両党合計すると350億円近くなるんですが、その費用をどこかの国の食料援助に使うとか、医薬品の援助に使う方がずっと良い気がします。

旧ユーゴ連邦のセルビア共和国の大統領選がまたも無効になったようで、ここの国もなかなか動きませんね。ミロシェビッチ政権が崩壊して3年ですが、
今年の春には前首相が暗殺されたりと不穏な動きがあったりと、なかなか民主化というのも難しいようで、
ふと気になるのは、ミロシェビッチ政権の崩壊の原因ともなったNATOのコソボ空爆の際に使われた劣化ウラン弾の影響ってどうなっているんだろう。空爆から4年は経っていますから、そろそろ白血病の発生が多いとか癌の発生が異状に高いだの影響があるなら、そろそろその手のニュースを聞いてもいい頃かと思うのですが、劣化ウラン弾の影響は4〜5年では出ないもんなのでしょうか。それともただ関心が無いので報道されないだけ?
同じ劣化ウラン弾使われたコソボなのにイラクほど報道されないのが悲しいかな。

本日の一言
一週間前に選挙あったんですよね。この国でも
しかし選挙があった事さえ本当にあったのかと思うくらい静かです。あれは夢や幻の類ではないはずなのに、あの盛り上がりは何だったのかと思う今日この頃です。本当は選挙当日の速報の報道より選挙前や選挙後の方が大切なのに

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