今日の日記

2003年6月2日
J・P・モントーヤのモナコでの勝利をおめでとうございます
あなたがCART時代からのファンとしては嬉しい限りです。
このところマシントラブルや事故が多かったので久々の勝利と、モナコで勝ったということは今までのトラブルなどと天秤で量ってみてもモナコでの勝利の方が大きいのではないでしょうか。(ただM・シューマッハとしては残念かもしれませんが、あとジャック・ビルニューブのリタイアにも今期リタイアが多すぎます。このままではではエディーアーバインの二の舞になるかもしれませんね)
J・P・モントーヤーは彼の運転の技術もさることながら彼の所属チームを選択する引きの強さも素晴らしい、マネージャーの腕が良いのか本人の実力なのか運なのかはわかりませんがとりあえず、いつも良いチームに所属していることは確かでしょう。
BMWウィリアムズに移籍してからはリタイヤが多いですがそれも彼の魅力の一部ということで、あそこまで攻めて走ってくれるドライバーは現在F1では居ませんから。

最近結構まめに美術館、展示会巡りをしているのですがこれだという。一枚がないですね。
(京都国立近代美術館でしてる韓国中央博蔵日本美術展で展示してあった前田青邨の鷹狩は良かった。構図が斬新で面白かったです、鷹が鶴を襲いそれに驚いた水鳥が逃げようとしている)
美術館、展示会などに行くと横山大観の絵はそこらの美術館、展示会でも案外転がっていますが、川合玉堂の絵となると転がってませんね。
横山大観の絵はどうも昔から好きになれません、上手だなとは思うがそこで終わり。そこからの発展がありません。それとどうも横山大観の絵は攻撃的で好きになれない、色の使い方など特にキツイ色を使ってるというわけでもないし、逆に柔らかく淡い色を使っていると思う。(時代は違うが色だけなら伊藤若冲の方が凄味のある物を使うと思う。)線もまあ鋭いとは思うがそんな攻撃的ではないし、(絵はまったく違うが曾我蕭白の方が線は攻撃てきですよね)色、線は攻撃的な印象は受けないだがその二つが融合した絵になると攻撃的なりますね。
あと横山大観の私はこんな絵を描いたが見ろという、半ば強制のアピールをしてくる感じも好きになれない、仮に横山大観の後ろの絵を観ていたら横山大観は強制的180度回転して見せられるような気がする。上記に出した川合玉堂だと私はこんな絵描いたけど気にいった人だけ見て気に入らない人はもういいよという感じ、私の好きな円山応挙は写生に写生を尽くして描いて描いて描きまくって、そこに描かれているものは本物だろというのをアピールしてくる、また幻想の龍など実際に存在しない物の絵でもそこに本物がいる、居るかとか居そうではなくそこに自然に実際に存在していると思わせてくれて、見せてくれる。(たまに円山応挙が好きな私もしつこく、くどいなと思います。)そして絵を見た後どんな感じだったとは感想は求めないと思いますが、最後まで円山応挙をアピールして突き進みます。ただ円山応挙は本当に最後の最後までこんな絵を描いているとは本当にしつこくしつこくアピールしますが。
伊藤若冲の絵は物凄く派手だけど逆にアピールはまったくしない画家だと思います。
円山応挙と似ていて伊藤若冲も、鶏鶏鶏とか犬犬犬とか魚魚魚と絵が強烈にしつこくアピールしてきますが、(このあたりは非常に円山応挙と似ていると思います)伊藤若冲は個人を最後までアピールしてこないと思います。(絵が強烈だから必要がないまた個人のアピールが見え難いのかもしれません)あと円山応挙の絵は回りの弟子とかそういう純粋な円山応挙以外の物が見えてくる時がありますが、伊藤若冲の場合はあくまで伊藤若冲1人が描いたという印象を受けます。あと、どんなに絵が派手であっても伊藤若冲の絵にはどこかに孤独さや寂しい感じの印象を受けます。(特に若い頃の絵にはそういうのがあると思います。歳をとってからの絵には逆に明るいも描いていると思いますが地蔵さんの絵とか野菜で涅槃図など)円山応挙の絵も確かに物によっては孤独さを感じる時もありますが伊藤若冲ほど孤独さや寂しさを感じません。この辺は両者の性格や生活環境のなどの違いなのでしょうか、(伊藤若冲の方が繊細だと思います。絵はあんなに派手なくせして)
そして絵を観終わったあと伊藤若冲の感想とかどんな感じに絵が見えるなどのアピール、はまったくありません。絵に迫力があるのでどううのこうの言えないというのもあるかもしれませんが、どんな感じだったとかこちゃこちゃ言われるのが嫌いというような感じもします。
ここまでいろいろ書いていますがあくまで私が持つ印象ですから、横山大観の絵をが好きな人は気を悪くしないでください

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