久しぶりの日記

2003年4月17日
今回は日曜日から水曜日までに書いたものなのでネタが古いですがご了承ください。
(書けなかった理由は風邪かきつい花粉症かなにかわからないが頭痛と吐き気と発熱があったから)
やはりバクダットで文化芸術品が奪略に遭いましたね。どうしようもないですね。
今後5〜10年を経て日本にも数々の品々が流入してくることでしょう。(私が大金持ちなら今からでもイラクに行って奪略品を買い付けに行きたいのだがそんな金はない)
本当に良い品物(バビロニアの秘宝などは)は欧米列強の時代に本国に持って返っているのでさほどイラクには良いものは例えば大英博物館などと比較すると大英博物館の方が良いものを持っていると聞きますが。しかしその欧米列強の奪略に遭わなかった運の良い品々がまたも闇に消えるのは残念なことです。
上記を書いた後知ったのですが、国立図書館も略奪、火災に遭ったそうですね。
数々の名著がこれで灰になってしまいましたね。バクダットでは二度目のことです。
アブー・ファニーファの地租誌、マーリク・イブン・アナスのアル・ムッタワ、ムハンマド、イブン・イドリース・アル・シャーフィイの書、イブン・バンバルのムスナド、以下ジャンルが変わります、イブン・アルムッファの無類の真珠、アル・ラーズィの数々の医学書(マンスールの書、医学概説、天然痘と麻疹に関する論文など)イブン・シーナの医学典範、治癒の書他多数哲学詩など、イブン・ルシュドの医学概説、哲学者の支離滅裂他アリストテレスの注約書の多数、アルガッザーリーの信仰諸学の蘇り、諸学序説、イブン・バトゥータの大旅行記、イブン・ハルドゥーンの世界史、その中の序説、二ザーム・アル・ムルクの政治書、黄金の首飾、インドの不思議など他多数のアラブ、ペルシア、マグリブ、アンダルシアの貴重な古い版の名著が巻き込まれなかったことを祈る。
ちなみにこの中で読んだ事があるのはイブン・バトゥータの大旅行記、イブン・ハルドゥーンの世界史の序説、イブン・シーナの医学典範の詩ヴァージョンの医学の歌です。
本当はもっと読みたいのですが日本語訳がなかなか発売しませんね。誰か発売してる情報を持っていたら教えてください。
イラク関係の話題ではイラク・イスラム革命最高評議会(シーア派関係の団体だと思う。名前が間違ってたらごめんイラン・イスラム革命最高評議会と兄弟関係だと思う)がもしもイラクの次期閣僚メンバーに入ることになったらアメリカは最悪でしょうね。
アメリカが嫌いなイランを自分たちの手で作ってしまうことになりますから。

日曜に国立博物館に行ったんですが絵で期待していた円山応挙、伊藤若冲の作品が無くて残念。しかし雪村の鯉に仙人が乗ってる掛け軸が良かった。三対で1作品のやつ
端の2作が真ん中の鯉に乗っている仙人を浮かびあげる様に描いてある良い作品でした。
他5月が近いということで雪村の鍾馗が鬼をやっつけている絵もありました。
これも良かったです。
それと国立博物館のデータベースを観ていたら知ったんですが、ここは張大千の絵を持ってるんですね。(預かっているのでなく国立博物館が保有)
しかし現物は見たことが無いので是非展示して欲しいですね。古い時代のは展示していることが多いのですが近代の作品は余り展示していませんので、
張大千のは確か3作品あったと思います。観たかったらアンケートに特集をしてとでも書いたらいいのかな。
陶器磁器コーナは私が期待していた2つの天目茶碗が展示して無くて残念でした。多分どこかに貸し出しをしていたのでしょう。
奥田頴川と仁阿弥道八の小特集をしていたのが嬉しかったです。しかし仁阿弥道八は好きだが彼の作ってる人形や置物は好きじゃないです。素晴らしいと思いますが私が未熟だからかな。
陶器磁器コーナを観ていて思ったのですが国立博物館は茶壷なんかは持っていないんですかね。多分ありそうな気がするんですが、作品が大きいから展示されないのでしょうか
久しぶりに良い絵や陶磁器を観て満足したら次は良い宝石、鉱物が観たくなりましたね。
益富地学会館に行けということでしょうか?
一度でいいから鳩の血と賞されるクラスのルビーが観たい、それと本当に綺麗な中に傷の無い人工で無いやつを。(この希望は殆ど無理ですね、)
ちなみに紫外線、放射能等で人工的に色を付ける行為には当方強く反対しております。私が許す行為は硬度が低いもろい宝石に樹脂で強度を上げる行為とトルコ石など一部の年月を経ると色が変わるのを防ぐために薬品を使う行為のみです。しかも売買する際はこのことを表示すべし、研磨する際飛んだかすを、再度集め合成するなんてことにも反対です。(ルビーなどにこのパターンは非常に多いそうです)
しかしそんな良い宝石の展示会って殆どないですね。エリザベス・テーラーが持っている宝石の展示会を日本でもしないかな。そうしたら全て解決するのに。

上記と関係ないスポーツの話になりますが先日のマルコ・アントニオ・バレラは試合で勝ったのでしょうか、まずバレラが負けるとは考えられないのでどんな風に勝ったのか、気になります。

サッカーのマンチェスターUのヴェッカムがR・マドリードに夏ぐらいに移籍するのではと報じられましたけど本当でしょうか?ロナウドの移籍は未だに懐疑的な私ですが、ヴェッカムの移籍は賛成です。次のユーロを最後に引退すると言われている、フィーゴの後釜になれますからね。この後釜だったら誰も文句は言えないでしょ

NHLのアナハイム3連勝ですよ」、レッドウィングス相手に奇跡だ。しかしアナハイムは勝ってる間は良いんだが負け始めると止まらない性質ですから、それが心配だ。

ナイトラインの話になりますがテッド・コッペルがスタジオ復帰ですね。第一印象は少し顔の周りの肉が無くなったようですね。
第3歩兵師団と進行(その後も)中は気に入らないリポートがありましたが、昨日のナイトライは久しぶりに批判的で良かったです。

本日の一言 シリアが危ない予言は当たってしまいましたね。たまには私の予想も当たるもんでしょ

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